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JAXA情報

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2012年5月13日 (日)

「宇宙就職案内」

以前、取材協力した本「宇宙就職案内」(林公代さん著)が完成し、早速、読ませてもらいました。
http://www.amazon.co.jp/宇宙就職案内-プリマー新書-林-公代/dp/4480688803


タイトルは「宇宙就職案内」ですが、就職案内というより、天文学者や宇宙飛行士を始め、宇宙飛行士のサポートチームやロケットや人工衛星に関わる人がどういう仕事を実際にしているか、などを紹介しています。
また、これから期待される宇宙ビジネスや宇宙法などの話もあり、理系・文系問わず、将来宇宙に関わりたい人が、宇宙の仕事を知るのに、とても参考になると思います。


個人的には、普段あまり接点のない天文学者の仕事が興味深かったです。


さて来週は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」が、H-IIAロケット21号機で打ち上げられます。
http://www.jaxa.jp/countdown/f21/index_j.html


今回、私は、追跡管制隊の一員として打上げられた人工衛星「しずく」の広報の仕事に携わります。
人工衛星一つ打上げるにも、多くの組織・会社の人々が様々な役割で係っています。
是非とも打上げ成功してほしいと思っています。


2012年4月 2日 (月)

人事異動のご挨拶

4月に入りました。新しいことが始まる季節です!

ということで、私も4月1日付で異動の辞令をもらいました。

新しい所属は、「宇宙利用ミッション本部 事業推進部」で、筑波宇宙センターでの勤務になります。仕事は、人工衛星の研究開発や利用に関わる計画管理やプロモーションなどです。

http://www.satnavi.jaxa.jp/

  

人工衛星に関わる仕事は、ほぼ初めてなので(昔、「あいのり衛星」やってたくらい)、新鮮な気持ちで頑張ります。今後は、人工衛星のミッションに関する情報も発信したいと思っています。

今後とも引き続きよろしくお願いします。

  

2012年3月22日 (木)

宇宙イベント「SPACE SHIFT」

昨晩、宇宙イベント「SPACE SHIFT」があり、トークショーに出演してきました。

http://www.spcsft.com/wp/archives/68

お相手は、サイエンス作家の竹内薫さん。

フジテレビ「たけしのコマ大数学科」での数学解説でも有名な方で、宇宙物理にも造詣の深い方です。

今回は、普段、宇宙とはあまり接点のない方々に宇宙を知ってもらおうという趣旨で、ソーシャルTV局「2.5D」の協力を得て、ライブハウスの空間でのトークです。ソーシャルTVということで、インタネットでのストリーミング配信もありました。

トークの内容は、最新宇宙論から、宇宙人の存在、軌道上エレベータ、宇宙観光に宇宙芸術まで、いろんなトピックを竹内さんの進行で楽しくお話しさせていただきました。

また、今回は、宇宙トークのみならず、宇宙をテーマとした音楽のDJもあって、DE DE MOUSEさんによる宇宙を彷彿させるライブパフォーマンスも素敵でした。

この「SPACE SHIFT」の当面の目標は、5月21日の金環日食に向けて幾つかイベントを催し、これまで宇宙に興味がなかった人々に、「宇宙はそんな遠い存在じゃないよ。みんなのまわりに宇宙はあるんだよ。」ということを感じてもらうことだそうです。今回がその1回目。これをキッカケに一人でも二人でも、宇宙を身近に感じてもらえたならば、嬉しいです。

ちなみに、今回も「宇宙おじさん」と自己紹介したのですが、トーク終了後、ベストセラー本「おじさん図鑑」の編集者の方が来ていてお話ししたところ、「おじさんになるには、何かを捨てていなければいけない」とのこと。私も、本物の「おじさん」になるため精進しようと思います。

当日の様子はこちらです↓ 

http://www.spcsft.com/wp/archives/209

 

2012年3月10日 (土)

JAXA文系(事務系)のお仕事(その2)

JAXA職員の仕事として、通常の業務とは別に、講演活動というものがあります。

これは、文系(事務系)、理系(技術系・研究系)問わず、あります。

内容は、理系の場合は、自分の開発業務や研究業務の内容を中心に話をする場合が多いですが、私の場合は、技術的な専門分野はないので、宇宙開発全般いろんなことをお話しさせていただきます。これまで話した内容は、「宇宙開発の意義」、「宇宙開発の現状と将来」、「宇宙開発に係る経済ばなし」、「宇宙技術のスピンオフ」、「宇宙開発と水ロケット」、「宇宙教育とは」、「宇宙ビジネスについて」、「宇宙開発のお仕事(職業)」、「宇宙から見た地球」などなど、いろんなお題がありました。さすがに天文・星座など全く無知な世界はお受けしていませんが…。

講演会と言っても、小学校や中学校の場合もあれば、企業さん相手、地域の科学館、就活生など、いろいろな場所や対象があります。

我々の文系の役割は、こういうところで、実際の難しい研究開発活動を、子どもや宇宙を全く知らない人々に分かり易く伝えるところ、通訳するところにあると思っています。

この分かり易くというのが、すごく難しくて、毎回、講演終わった後に、思いっきり反省することが多いのではありますが…。

今、JAXAのホームページでも職員講演の依頼者募集していますが、こういう仕事はJAXAならのではの仕事かも知れませんね。

http://www.jaxa.jp/pr/lecture/index_j.html

 

 

 

2012年2月24日 (金)

パックンマックンのJAXAのお仕事みてみよう!

最近、JAXAもいろいろなメディアを通して、広報を行っています。

その中の一つに表題「パックンマックンのJAXAのお仕事みてみよう!」というラジオ放送があります。ラジオ番組としては、毎週土曜日8:20~8:30で、福岡のKBCラジオで放送されています。この番組は、ポッドキャスティングもしているので、パソコンでも聞くことができます。http://www.jaxa.jp/pr/podcast/conversation/index_j.html

 

で、昨日、その収録に行ってきました。テーマは、「身近にある宇宙航空の技術」。番組の中では、スピンオフを中心に、JAXAの技術を応用した身近な商品などを紹介しました。

収録時間は、20分程だったのですが、最初めっちゃ、緊張し、要領を得ないまま、終了っ!

下の写真が、収録前(左)と収録後です。顔がこわばっています・・(汗)。

100_1577_2  100_1578 

放送&配信をお楽しみに!

2012年2月23日 (木)

3つの心

2つの心というとロールパンナですが、3つの心というと宇宙教育です。

以前もブログで書きましたが、「好奇心」、「冒険心」、「匠の心」が宇宙教育の3つの心になります。

分からないこと、興味あることをより知りたいと思うのが、好奇心。

人がやったことのないこと、新しいことや困難を克服して、新しい世界を切り拓くのが冒険心。

これらを実現するために創意・工夫するのが匠の心。

この3つの心は、宇宙以外でも育てることはできますが、宇宙はこれらの全ての要素を含んでいるので、「宇宙」という切り口で、3つの心を持ち、次世代を担う人材を育てるというのが、宇宙教育の理念です。なので、宇宙教育は、宇宙技術者や宇宙科学者を育てるだけのものではなく、明日の人類・地球を担う若者を育てるという大きな目的を持っています。

この3つの心は、子どもに向けてのメッセージという意識があったのですが、先日、ある会合の議論を聞いていて、大人にとっても重要と感じました。

私は能天気なので、大抵のことは「なんとかなるぞ~」「だいじょうぶ」と思ってしまうのですが、出現した壁を乗り越える努力もせず、どうせ駄目だから、と諦める人も意外といることに気づきました。また、難しいと思われることに取り組んで、でも失敗したら恥ずかしい、という思いから躊躇する方もあるようです。

私は、結構失敗が多いので、何度でも挑戦します。恥ずかしさより達成感なんでしょうか。山登りにも同じことを感じます。兎に角、前に進まないと頂上にも着かないし、家に帰ってこれないんですよね。

なので、能力あるのに、早々に諦めている人みると、勿体ない気がします。各人が持っている能力って潜在的なもの含め、凄くあるのに。

で、この宇宙教育の3つの心を、今を生きる大人の人たちにも伝えられたら、今の日本ももっと元気がでるような気がします。明日の地球・人類のために、大人こそ、子ども以上に不屈の精神を持って前に進むことが大切です。子どもたちも、それを見て育っていきます。

今後、講演会などで、宇宙開発の話だけでなく、こういったことも伝えてみたいと思い、今回はブログに書いてみました。

2012年2月13日 (月)

JAXA文系(事務系)のお仕事

1月1日にブログを更新して以来、既に2月も中旬に差し掛かりました。
その間、日本宇宙少年団の分団長会議があったり、趣味の山登りに行ったり、楽器の練習したり、ちょっとゴルフをかじってみたりと、仕事以外にもボチボチやってました。勿論、仕事も頑張っており、先週は今年一本目の講演が宇都宮でありました。


さて、来年度の就職(採用)活動も始まったようで、私のところにも何人か学生さんが来ました。ことしもそういう時期なんですね。彼らと話していて、文系でもJAXAに入れるというのは、なんとなく募集要項などみて分かるようなのですが、それこそ具体的に何をしているのか、イメージするのが難しいようなので、ブログでも私の経験している範囲で少し紹介したいと思います。


で、今回は身近なところで、私の所属している産業連携センター新産業グループのお仕事です。常勤のスタッフは、全部で6人。うち文系出身が私を入れて3名ですが、仕事に文系理系の区別は殆どありません。
我々の主な仕事は簡単に言うと、JAXAの持っている技術やアイデア、知的財産を、宇宙と関係ない企業やベンチャー企業の人に紹介して、新しいビジネスのきっかけを作ったり、地上の商品に宇宙のエッセンスを付加して、より良い商品やサービスを生み出すことです。これだけ聞くと???なのですが、実際にやっていることは、JAXAの技術者と企業を結びつけるための仕掛け(制度)を作って運用したり、日本各地に行って、企業にJAXA技術を紹介したり、また、企業の素晴らしい技術をJAXA技術者に紹介したり、それらを結びつけたりしています。
なので、仕事の内容は、兎に角、内外の多くの人に会って、お互い何ができるか調整して、良いアイデアがあれば、それを実現するための方法を考え、実行に移すということをやっています。
一日の動きで見てみると、朝、グループ内でその日の作業を打合せ、その後、企業やJAXA関係部と打合せ。4〜5件の打合せが入る日は、ざらにあって、初対面の人も結構多いです。企業さんからはいろんな提案が来るので、一つ一つ丁寧に対応策を検討し、社内で展開します。要はコーディネート業務ですね。出張や外勤も多く、いろいろな土地で、講演したり、会合を開いたりもしています。
仕事を進める上で大切なことは、常に「どうしたら実現できるか」を考えること。性質上、前例のない提案が多いので、否定的に考えるとすべてポシャっちゃいます。実現策を一所懸命考えて、調整して、頑張る。それでも全て実現するとは限らないんですよね。でも、人と人とのつながりは、沢山できるんです。それをベースに、次の新しい提案や事業に繋げていくというのが大切なことだと思っています。いろんな人と会っていると、思わぬところで、点と点が繋がって、新しいことが生まれたりします。

「人の縁とは不思議なもの」とものすごく感じる部署でもあります。
今回、案件の内容は特に紹介しませんが、まあ、こんな感じで少しはイメージ持ってもらえるかしら。


今後も、私が昔やってた仕事を適宜紹介したいと思っています。


 

2012年1月 1日 (日)

謹賀新年

みなさん、明けましておめでとうございます。
2004年に始めたこのブログも9年目に突入です。


今年の宇宙は、内閣府への「宇宙戦略室」の新設など政策的にいろいろと動きがあると思いますが、プロジェクトとしては、星出宇宙飛行士の国際宇宙ステーションへの滞在、こうのとり3号の打上げ、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の打上げなどがあります。また、ヴァージン・ギャラクティックなどによる民間による宇宙観光が開始されるのも楽しみなところです。


自分としては、産業連携センターで2年目に突入していますので、何かこれまでにない発想で、新しい宇宙ビジネスの創出に関わりたいと思っています。もちろん宇宙教育での「宇宙おじさん」も引き続き頑張りますので、宇宙教育でのプログラムや講演があれば、いつでも声を掛けて下さいませ。


お正月休みは、久しぶりに家で、散らかった本やCDの片付けしたり、何年かぶりにオーディオの手入れをしたりしながら、のんびり過ごしています。で、今日はこれから初詣に行って、明日は実家に集まって、と、4日が御用始めなので、休みもすぐ終わっちゃいますけどね。


では、今年がみなさんにとって、良い年となるようお祈り申し上げます。
本年も何卒よろしくお願いします。


            いはもと拝

2011年12月11日 (日)

宇宙の効用(その3)〜生命の安心感〜

昨晩は、皆既月食で多くの人が空を見上げていたと思います。
私も久しぶりに夜空をずっと眺めていました。
月だけでなく、オリオン座や冬の大三角形、おうし座、
カシオペア、木星など、満天の星に囲まれました。


夜空を見上げていると、
何かに包まれる安心感とともに、
心が落ち着きますよね。


先週、仕事の関係で、久しぶりにプラネタリウムを見ましたが、
都心では、科学プログラムより、
リラクゼーションやカップル向けが人気あるそうです。
都会の喧噪を離れて、自分を取り戻しに来るのでしょうか。


宇宙の起源は137億年前、太陽系の歴史が46億年。
自分たちが生まれるずっとずっと前から、宇宙は存在して、
我々の命は、その中の一瞬。
でも、その生命は、宇宙と繋がっているから、
満天の星空を見ていると、
自分が宇宙の中の一つの存在であることを思い出し、
生命の源、例えば、母親の胎内にいるような安心感を
感じるんでしょうね。
きっと理屈じゃないんだと思います。


皆既月食をみながら、こんなことを考えていました。

 

2011年10月29日 (土)

日本史の中の宇宙

宇宙というトピックスは、理科の教科書には多く取り上げられています。理科以外では、宇宙飛行士の話が英語の教科書に出てたりするそうですが、歴史としてはどのくらい取り上げられているのかなあと、中学生の息子の歴史教科書を見てみました。
結果は、言わずもがな、という感じではあります。最近の出来事だから載っていないのかといえば、インターネットやEメール、携帯電話の話題はあったので、まだ歴史上の出来事としては認識されていないということでしょうか。

ということで、勝手に、日本史の教科書にのり、私大の入試にも出題されて良さそうな項目を考えてみました。
1.ペンシルロケットの打上げ(1955)
 日本が、独自の宇宙開発を開始した記念すべき出来事。
2.「おおすみ」の打上げ(1970)
 日本が、ロシア、アメリカ、フランスに次ぐ、世界で4番目の人工衛星打上げ国になった。世界に日本の技術力を示した重要な出来事。
3.「きぼう」の打上げ(2008-2009)
 日本が、宇宙空間にも拠点を拡大した記念すべき出来事。
4.「はやぶさ」(2003-2010)
 日本の技術力を国内外に示し、日本を元気づけるとともに、
 宇宙ブームをおこした、日本人として記憶に残しておきたい出来事。

日本史という観点で厳選すると、こんな感じでしょうか。ペンシルロケット打上げは、「宇宙へ行く(19)ぞ、GOGO(55)」と年代暗記ですね。